乃木坂46ニューアルバム『それぞれの椅子』を
衛藤美彩×伊藤万理華×秋元真夏が語り尽くす!【前編】
5月25日(水)に発売された乃木坂46の2ndアルバム『それぞれの椅子』を、個性あふれる選抜メンバー3人が徹底的に解説します♡
伊藤万理華
Profile:1996年2月20日生まれ、 神奈川県出身。グループでの活動以外でも、デザイン専門月刊誌『MdN』で連載を持つなどアーティスティックな感性は内外で高い評価。<Type-D>収録「環状六号線」などに参加。
この3人からは想像していなかった『環状六号線』
ーーさて、今回はアルバム収録曲の中でも、伊藤さんが参加した新曲を中心に訊いていこうと思いますがーー。
伊藤 ユニット!『環状六号線』!
ーー即答ですね(笑)。じゃあ早速、『環状六号線』からお願いします!
伊藤 今回は生駒(里奈)と井上(小百合)と3人でのユニットなんですけど、私、実はこういう少人数ユニットが初めてなんです。
ーーえっ、意外ですね!
伊藤 いろんなユニットは組ませていただいてるんですけど…だからそういう意味でも楽しみだったんです。しかも、井上とは『他の星から』っていう7人ユニットで一緒で、生駒とは『あらかじめ語られるロマンス』で組んでいたので、この2人でできるっていうのはすごく嬉しかったですね。でも、この3人でやるってなると、ちょっと変わった曲をやるのかな…って思っていたんですけど、これが意外と王道な曲で(笑)。
ーー乃木坂46らしい楽曲、という印象ですよね。
伊藤 どっちかっていうとカッコいい曲、踊れる曲がいいなと思っていたら、王道のアイドルソングで…でもだからこそ、この3人って王道でもいけますよ、こういう曲もイケますよっていうアピールができるかなって(笑)。
ーーなるほど(笑)。歌詞の世界感についてはどうですか?
伊藤 恋愛をテーマにしているとは思うんですけど、その中にも自分たちにも重なるところがあるのかなっていう…。結構難しいですね…。
ーー確かに、ストレートなアイドルソングのように見えて歌詞は意外に…。
伊藤 そうなんです。メロディーは王道だけども、歌詞にはすごく深い意味が込められていて…でもそういうストレートにはいかないところが私たちらしいですよね。アイドルの王道に行きたいんだけど、行ききれない、行きたくない3人なので(笑)。特に私は、自分が行きたい方向に進みたい、っていうときもあるけど、やっぱりうまくいかない…っていうことも多いので…そういう意味では、秋元先生がそういうことも考えて、私たち3人にこういう歌詞を与えてくださったのならうれしいなって。もちろん勝手な解釈なんですけど。
ーー実際に、自分に重なる部分はありましたか?
伊藤 私が歌ってるところ…「あきらめかけたけど他の道は選びたくなくて このまま君だけを好きでいたかった」っていう部分ですね。描いている世界観は男女の恋愛かもしれないですけど、「他の道は選びたくなかった」っていうフレーズは、私の中でも曲げたくないところっていうのがいつもあるので、この歌詞を歌えたのはうれしかったです。
ーーそういう意味では、新曲の『きっかけ』についても、歌詞に意味を含んだ世界観というか。
伊藤 そうですね…自分自身に直接重なるとかではないんですけど、「人ごみの中つられたみたいにみんなが走り出す」っていう歌詞。確かにこう…自分の意志でというよりは、みんながやるからやろう…みたいな、そういうことってあるなって。私自身もそういう雰囲気に流されることあるし。うーん…だからこそこのタイトルは『きっかけ』なのかなって思いますね。自分が何かをしたいって思ったときに、誰かにきっかけをもらうのか、それとも、自分でそういうのを踏み出して行動するのか、どっちなんだって問いかけられている。私はやっぱり後者のほうで、「誰かの指示を待ち続けたくない」っていうところにすごく共感するんです。なるべく自分で行動したい人間なので…待つことが好きじゃないっていうか、待てないんですよ。そういう力がないから…(笑)。
ーーいやいや、伊藤さんはその行動力が個人でのお仕事に結びついているわけですから…。
伊藤 本当ですか?そうだとうれしいです。
ーーそう考えると、『きっかけ』というタイトル自体が、今の乃木坂46に投げかけられたメッセージのようですよね。